イマージョン教育について
最近、よく話題に挙がるイマージョン教育。
Chat GPTに定義を聞くとこのように答えてくれました。
英語のイマージョン教育とは?
イマージョン教育(Immersion Education)とは、外国語(ここでは英語)を**「教科として学ぶ」のではなく、英語を使って他の教科を学ぶ**教育方法のことです。例えば、数学や理科、社会などの授業を英語で行い、英語を自然に習得できる環境を作ります。
いわゆるネイティブスピーカーが言語を生活を通して学ぶように
「英語に触れ続けることで自然に英語を学んでいこう」という試み。
実際に私もイマージョン教育を受けている子供とオンライン英会話で良く会話をしますが、
明らかに英語力が高い、そして発音やアクセントがネイティブライク。
英語に触れる時間を多くするというのは非常に大切だということがわかりますね。
英単語帳不要論
その中で最近「英単語帳の勉強なんて不要だよ」という意見も多く聞きます。
この方なんかはがっつり英単語帳、もはや英単語学習に対して苦言を呈していますね。
考え方としては
「リアルな英語をとにかく聴きまくって、自然と英語を身につけなさい。」
というものです。
「英語を聴きまくる」というのは大賛成です。耳を作っていくのが語学学習においては一番大切だと私個人も思います。
ただ、英単語帳が不要なのかと言われると少し疑問にも感じます(このYoutuberさんはあえて捨てちまえという言葉を使ってると思うのですが。笑)
私も個人的に去年まで英単語帳を使った学習をほとんどせずに英語を学んできました。
考え方としては「聴きまくったら勝手に身につくんじゃない?」というものです。
実際ある程度結果は出ました、TOEICでいうとリスニングは満点をとれるくらいには英語力は上がりました。
ただし、少し学術的な、Advancedな内容の音声を聴くときに、使用頻度が少なすぎて全く意味の取れない単語が何個も出てくるんですよね。
そういった場合、何百回聞いても理解できるようにならないのです。
単語帳学習の意義とは
そこで英検1級の勉強もかねて、単語学習を以下の記事のように取り入れたわけです。

そうして学習を進めるにつれてある変化が起こりました。
感覚的な表現ですが「リスニングの解像度」が格段に上がりました。
ニュースやTED talkなど社会情勢や学術的な音声を聞いている際、
ある程度推測で判断していた単語が、今回は理解した上で聴いているので
内容がはっきりと頭の中でイメージできるようになったんです。
そしてまだ意味をはっきり覚えていない単語も「一度出会った状態」で聴くと、
繰り返し聴いていくとだんだんと意味を理解していきました。
ここで実感したのが「単語帳学習」やっぱり効果あるやん、ってことです。
ただし、単語帳とはあくまで「多くの単語と出会うため」に使うもの。
結局は多読や多聴、さらには発信などを繰り返して、身体に染み込ませていくものだと思います。
ただ受験英語は「読解」がメインなので、またアプローチは少し変わってくるんですが。
卓越した英語話者であるAtsueigoさんも単語帳を何周もしまくったという話をしていましたし↓
日本人が第二言語を学ぶときには単語帳は大切なんじゃないかなと思います。
このように現在、英語学習に関しても色んな情報がインターネット上に溢れかえっています。
学習者もどのやり方を信じて行えばよいのか迷ってしまいますよね。。。
それぞれのやり方、一長一短あると思いますが、
情報を鵜呑みにするのではなく、しっかりと精査することが大切ですよね。教育者は特にですね!
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