文型を理解しよう!
今まで「Sの前の副詞のかたまり」「Sの後の形容詞のかたまり」の捉え方を書いてきました。
SとVがどの単語かわかれば次は「Vの後ろを見ること」が大切です。
というのも
英語はS Vの後ろから、英文の種類が5パターンにわかれます。
これを5文型と言います。
日本語は「て」、「に」、「を」、「は」のような助詞があるから語順とか文型とかバラバラでも伝わる。
英語には助詞がない → 語順とか文型で意味が決まる。
文型を理解することで文章を読みやすくなります。(*たまに理解しなくても読める人はいます。)
まずはこの3種類から。
それぞれVの種類 or Vの直後の単語を見れば見分けられます。
第2文型 S V C (動詞はbe動詞系)
第2文型は「SはCである」。
She is happy.
(彼女は幸せだ。)
He became famous.
(彼は有名になった。)
The food smells good.
(その食べ物は良いにおいがする。)
Cには名詞か形容詞が来ます。唯一、動詞の後ろに形容詞を置けるのがこの第2文型。
そんな第2文型を作れる動詞っていうのが「=関係を作れる動詞」。
そんなに多くはないので覚えてしまえば簡単です。
頻出なのがダントツで「be 動詞」、is とか areです。
残りはこの記事にまとめています。

第1文型 S V (動詞は自動詞)
第1文型「SはVする」。
実際「S V」だけで終わる文章はあんまりなく、
「S + V + 副詞(Vの説明)」っていうのが頻出パターン。
The sun rises in the east.
(太陽は東から昇る。)
She sleeps deeply at night.
(彼女は夜に深く眠る。)
They run quickly every morning.
(彼らは毎朝素早く走る。)
動詞の後ろに副詞が来たら第1文型です。
副詞の見分け方はふたつ。
Vの後ろに前置詞があったら大体、第1文型です。
第3文型 S V O(動詞は他動詞)
次に第三文型は「SがOをVする」。
Oには名詞がきます。
He bought a new watch yesterday.
(彼は昨日新しい時計を買った。)
They watched the movie together.
(彼らは一緒に映画を見た。)
I finished my homework last night.
(私は昨夜宿題を終わらせた。)
動詞の後ろにOが来たら第3~5文型のどれかになります。
名詞の覚え方は
自動詞と他動詞
第一文型の動詞は自動詞
The sun rises in the east.
(太陽は東から昇る。)
She sleeps deeply at night.
(彼女は夜に深く眠る。)
They run quickly every morning.
(彼らは毎朝素早く走る。)
第三文型の動詞は他動詞
He bought a new watch yesterday.
(彼は昨日新しい時計を買った。)
They watched the movie together.
(彼らは一緒に映画を見た。)
I finished my homework last night.
(私は昨夜宿題を終わらせた。)
と書きましたが
自動詞と他動詞って?
2つの例文を見比べてみて気づきませんか?*ヒントは動詞の後ろ!
答えは、、、
これが意外と4択の文法問題で出てくる。ので覚えとく必要はありますね。
「例文ごと覚えてしまう」のが一番。
後ろに副詞が来ていたら自動詞だし、名詞が来ていたら他動詞。
間違えやすい単語をこちらにまとめてます。↓

まとめ
第1~3文型の見分け方は
動詞の後ろに副詞 → 第1文型 (SはVする)
動詞の後ろに名詞 → 第3文型 (SはOをVする)
動詞が=関係をつくる → 第2文型 (SはCする)
私は今は文章を読むときに「これは○○文型だな~」とかは考えません。
たぶん無意識に瞬間的に判断しているんと思います。
ただ「英文が全く読めなかったとき(偏差値40くらいのとき)」にSVOCを振っていく精読をしていくうちに
英語が徐々にかたまりで捉えられるようになりました。
「英語が苦手」っていう人はSVOCを振る作業、いわゆる精読を行うのを強くおすすめします。
次回は4文型と5文型を説明します。
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