英文解釈③ 第1文型~第3文型を理解しよう

目次

文型を理解しよう!

今までSの前の副詞のかたまり」「Sの後の形容詞のかたまり」の捉え方を書いてきました。

SとVがどの単語かわかれば次は「Vの後ろを見ること」が大切です。

というのも

英語はS Vの後ろから、英文の種類が5パターンにわかれます。

これを5文型と言います。

日本語は「て」、「に」、「を」、「は」のような助詞があるから語順とか文型とかバラバラでも伝わる。

英語には助詞がない → 語順とか文型で意味が決まる

文型を理解することで文章を読みやすくなります。(*たまに理解しなくても読める人はいます。)

まずはこの3種類から。

第1文型 S+V   (SがVする。)
第2文型 S+V+C  (SはCである。)
第3文型 S+V+O  (SはOをVする。)

それぞれVの種類 or Vの直後の単語を見れば見分けられます。

第2文型 S V C (動詞はbe動詞系)

第2文型は「SはCである」。

She is happy.
(彼女は幸せだ。)
He became famous.
(彼は有名になった。)
The food smells good.
(その食べ物は良いにおいがする。)

Cには名詞形容詞が来ます。唯一、動詞の後ろに形容詞を置けるのがこの第2文型

そんな第2文型を作れる動詞っていうのが「=関係を作れる動詞」

そんなに多くはないので覚えてしまえば簡単です。

頻出なのがダントツで「be 動詞」、is とか areです。

残りはこの記事にまとめています。

第1文型 S V (動詞は自動詞)

第1文型「SはVする」。

実際「S V」だけで終わる文章はあんまりなく、

「S + V + 副詞(Vの説明)」っていうのが頻出パターン。

The sun rises in the east.
(太陽は東から昇る。)
She sleeps deeply at night.
(彼女は夜に深く眠る。)
They run quickly every morning.
(彼らは毎朝素早く走る。)

動詞の後ろに副詞が来たら第1文型です。

副詞の見分け方はふたつ。


①覚えてしまう!(every ○○とか -lyで終わる単語は副詞!みたいに)
前置詞+名詞 で副詞!(形容詞になるときもある)

Vの後ろに前置詞があったら大体、第1文型です。

第3文型 S V O(動詞は他動詞)

次に第三文型は「SがOをVする」。

Oには名詞がきます。

He bought a new watch yesterday. 
(彼は昨日新しい時計を買った。)
They watched the movie together.
(彼らは一緒に映画を見た。)
I finished my homework last night.
(私は昨夜宿題を終わらせた。)

動詞の後ろにOが来たら第3~5文型のどれかになります。

名詞の覚え方は

①この単語は名詞、って覚えてしまう。
②a とか the もしくはmy, your, our, theirが来たら名詞。

自動詞と他動詞

第一文型の動詞は自動詞

The sun rises in the east.
(太陽は東から昇る。)
She sleeps deeply at night.
(彼女は夜に深く眠る。)
They run quickly every morning.
(彼らは毎朝素早く走る。)

第三文型の動詞は他動詞

He bought a new watch yesterday. 
(彼は昨日新しい時計を買った。)
They watched the movie together.
(彼らは一緒に映画を見た。)
I finished my homework last night.
(私は昨夜宿題を終わらせた。)


と書きましたが

自動詞と他動詞って?


2つの例文を見比べてみて気づきませんか?*ヒントは動詞の後ろ!

答えは、、、

他動詞は「後ろに目的語(名詞)が絶対に必要」。
自動詞は「名詞はいらない(置けない)」。*置きたいときは前置詞が必要

これが意外と4択の文法問題で出てくる。ので覚えとく必要はありますね。

「例文ごと覚えてしまう」のが一番。

後ろに副詞が来ていたら自動詞だし、名詞が来ていたら他動詞。

間違えやすい単語をこちらにまとめてます。↓

まとめ

第1~3文型の見分け方は

動詞の後ろに副詞 → 第1文型 (SはVする)
動詞の後ろに名詞 → 第3文型 (SはOをVする)
動詞が=関係をつくる → 第2文型 (SはCする)

私は今は文章を読むときに「これは○○文型だな~」とかは考えません。

たぶん無意識に瞬間的に判断しているんと思います。

ただ「英文が全く読めなかったとき(偏差値40くらいのとき)」にSVOCを振っていく精読をしていくうちに

英語が徐々にかたまりで捉えられるようになりました。

「英語が苦手」っていう人はSVOCを振る作業、いわゆる精読を行うのを強くおすすめします。

次回は4文型と5文型を説明します。

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