英検1級を取得した時の英単語学習法について

目次

英検1級合格のための英単語学習

昨日の記事で英単語学習の神経科学的アプローチについて書きましたが↓

本日は私が英検1級取得のためにどのような学習をしたかをまとめます。

私は2024年の第2回の日程において、念願の英検1級を取得しました。

2024年4月より本格的に学習を始めたので1次試験突破までの学習期間はおよそ半年。

その間、継続的に力を入れたのが「単語学習」です。

英検1級の試験が難しいといわれる所以は「語彙問題」です。

まずカバーしなければいけない単語がおよそ10000語以上と言われており、、、

使用頻度の低い単語まで学習する必要があります。

私は「英検1級 でる順パス単」を使用しましたが、語彙学習をほとんどやってこなかった私にとっては、1ページ目から正直見たことのない単語ばかり。

「ホンマに覚えられるんやろうか」と初日から心が折れそうになりましたが、、、とりあえず計画を立ててコツコツ学習を進めることにしました。

ここからは私が試した方法と、それぞれの学習法の自分なりの感想を書いていきます。

あくまで個人的な意見ですので、合う合わないはあると思います。

① 英単語アプリ(mikan) を使用

初めに試したのが英単語アプリを使った学習。

私は「mikan」というアプリを使用しました。

良かった点として

①音声を聞くことができる
②「覚えた単語」と「覚えていない単語」の仕分けが簡単
③4択テストが行える

このあたりかなと。

①に関して、音声は英単語学習に必須ですので、ここは正直アプリの最大の利点だと思います。

また②の「覚えた単語」と「覚えていない単語」の仕分けが簡単なのも良い点でした。

英単語を覚える際には必ず「仕分けをすること」が大切です。

本でも人力で行えるのですがアプリだと自動で仕分けしてくれるので、かなり楽でした。

あと③の「4択問題」についてですが、、、

英単語の知識が全くない状態のときに、4択問題を行うことはかなり効果的である」と個人的に思いました。

テストをすることの大切さは1つ前の記事で触れましたが、単語は「意味を思い出そうとすること」で定着していくものです。

4択問題は良くも悪くも、負担を軽めにそれを実践できるので、初期段階ではおすすめです。

単語帳1週目は4択で全て答えられるように。
単語帳2週目は英語→日本語にできるように。←自分はここまで行いました。
単語帳3週目は日本語→英語にできるように。


など徐々にハードルを上げていくのが良いかなと思います。

アプリのデメリットとして

①コアの意味しか覚えられない
②例文も見れない
③同義語を確認できない

①に関しては、一番コアになる意味を覚えることができたら、他の意味を覚えやすいので初期段階では気になりませんでした。最終的には学ぶ必要があるかな。

②はアプリの少し残念な点かなと。例文を読んだほうが定着率が高く、コロケーションも学べるので。課金をしたら使えるようになるのかも。

③に関しては同義語学習は個人的にかなり重要だと思っていて、それが確認できないのは少し残念だなと。

結論、序盤はアプリで学習 → ある程度覚えたら本を使ってより深く学ぶ。

これが一番効果的に感じました。

②英単語アプリ「英語の友」を使用

こちらは「でる単」の音声を聞くために使用。

何か作業をしているとき、例えばジムで筋トレや料理をしているとき、あるいは歩いてるとき。

そんな時にはこのアプリを使って単語を学習していました。

方法としては

英語の音声 →日本語の音声 → 例文の音声 を流しそれをシャドーイング

耳から単語を学習することで、リスニング強化になります。

後、単語を学習するときに実際に発音することは本当に大事だと思います、学習効果が段違いです。

本やアプリを使えない状況では、この音声学習法は非常におすすめです。

③語源から学ぶ

これは多くの人が良いと言っている学習法ですが、個人的にはあまりハマらなかったです。

やり方としては「○○ 語源」でGoogle検索して、単語の語源を調べる

基本的な接頭語や接尾語は頭に入れておいたほうが良いとおもいますが

とにかく1単語の学習に時間がかかりました。。。

何回やっても覚えられない単語を覚える際には良いのかもですね。

④Google画像検索で英単語を調べてみる

これは覚えられない単語のみ行いました。

単語学習の際にイメージをしながら覚えることは大事です。

英検1級で使用される語彙はイメージが難しい抽象的な単語が多いので

Google画像検索をすることでコアイメージを実際に見てみるという方法です。

意外にも効果があったように感じます、ただやっぱり時間がかかる。そこが懸念。

⑤単語を使って英作文してみる

これはすぐに辞めました。笑

理由としては1級の語彙は実際にそこまで使用しないから。

ニュースや記事を見ていれば1級レベルの単語は意外にも頻繁に使われています。

ただ自身が発信する際にはもっと使用頻度が高い単語を使うべきかなと。

いくつかの単語はライティング対策で使えそうだったので( alleviateやprioritizeとか)

実際に英作文してみて、Chat gptに使い方が正しいか確認してもらう。

この作業を行いました。

上記の単語は、実際に1級の2次でも使用しましたが、

Vocabluary and grammar のセクションで9 / 10頂けたので

使えそうな単語はピックアップしておいてもいいかもしれません。

色々試してみた結果

個人的にはアプリ学習法が一番効果的でした。

「音声が聞ける」のと「すぐテストできる」この2点が最大の利点かなと。

この2つは単語学習ではマストだと考えます。

実際に音声を聞いて真似をすることで見て覚えるよりも何倍も効果があると思います。

またテストの重要性は神経科学的にも実証されているので

単語学習に悩んでいる方たちはぜひアプリを使用してみてください。

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