共通テストとTOEIC Reading対策 ー テクニックは後回し!

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先読みのテクニックってどうなの?

センター試験が共通テストに変わってから早5年。

英語の試験の変化は顕著でしたね。今や全問長文問題。

情報処理系の問題が増えて「TOEIC」のような試験形式になったという声が多いですね。

共通テストしかりTOEICしかり、多くの受験生を悩ませるのが「制限時間」ですよね。

膨大な量の問題に対処する必要があるわけですもんね、そりゃ時間も足りなくなる。

そこでよく聞くテクニックとして

「設問を先読みすべき」とか「選択肢を先読みすべき」とか。

そうすることで答えの箇所を探しながら読むことができるので全文きっちり読む必要がなくなる → 結果読むスピードが速くなる。

単語や短文挿入系の問題だと結構効果的かもしれないですね。

ただデメリットとして、、、

①答えの箇所を探すことに必死になって内容が頭に入ってこない時がある
②引っかけ問題で間違う。(答えの根拠が実は後半にある)
③答えの根拠が見つからないとき結局何回も読み直しちゃう

とかがあって結局、時間かかったり、誤答が増えたりしちゃう。

なので私自身、TOEICを解くときは問題を先読みするようにしています。

まぁ本当に人それぞれ合うやり方でいいと思いますが、、、

練習のときは「文章を読む → 設問を読んで解いていく」この順番を強くおすすめします。

その理由を書いていきます。

練習ではあえて先読みしないでおこう


結局「ちゃんと文章内容を理解すること」が一番の対策だと思います。

後、文章内容を記憶しながら読むこと、これは訓練が必要だと思います。

設問先読みだと、答えを探しながら読んじゃうから内容を覚えてないことが多いんですよね。

なので設問はあえて先読みしない、文章内容をきっちり頭に残しながら読んでいく。

それを何回も繰り返していくと「内容をしっかり理解しつつ速読できる」という最強の状態になります。

そうすることで高得点を安定してとれるようになってくると思います。

テクニックはその過程で自然についてくると思います。

結局基礎的な読解力を上げるのが一番ということですね。

リスニングでも同じことが言えて、、、

先読みは大事かもだけど、練習の際にはあえてそれを封印してみる。根本の聞き取りの力を伸ばすのが大事。

当塾ではそのように基礎力をあげていくことを大切に指導させていただきます。

TOEIC、共通テストの学習で大切なこと

ほかにTOEICや共通テストのような選択肢式の長文問題の対策として

①段落ごとに内容の要約を書いておく
②単語学習の際、単語のコアイメージを理解しておく。
③同義語はしっかり押さえておく

このあたりはぜひ取り入れておくと良いと思います。

①に関しては長文は必ずといっていいほど、文章要約内容一致問題がある。

2025年の共通テストでも「結局、要約問題よねこれ」っていう問いが多かった印象があります。

②と③に関しては、長文の内容一致は本文をパラフレーズしている選択肢が正解になることが多いから。

②のコアイメージを理解するには英単語の日本語の意味だけを覚えるのではなく

「単語のイメージ」を膨らませながら覚えるのが大事。

後例文を見て、どんなコンテクストで使われているのか理解するのも大事ですね。

③に関しては単語帳に同義語が載ってる場合は読み飛ばさないように。かならず抑えておく。

少し面倒に感じたり、時間がかかったりする作業ですが、そこに取り組んでこそ学力はあがります。

コツコツやっていきましょう。



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